浅音翁は田舎に住んでるので、周りに全国紙を読んでる人はほとんどいないです。
喫茶店とかに置いてあるのを読むくらいなんじゃないかな。
で、地方紙には全国紙では考えられないような記事がいっぱいのります。
例えば死亡記事。無名の一般人が死んでも新聞に名前が出ます。
しかも、住所が何丁目何番地何号まで書かれます。
弔電とかを送る都合だと思います。
これは葬儀屋さんがサービスで新聞社に連絡するのです。
ですから、葬儀屋さんに「止めて」と言わないと掲載されます。
その地方紙の死亡欄を見ると、50歳代や60歳代がほんとに多く載ってます。
70歳代より多い感じです。人口が多いからですかね?
年寄りの方が浅音翁の年代より元気だからじゃないですかね。
同居してる大家さんの超高齢婆様も80歳手前です。
友人も多いらしく、出かけることも多いです。
浅音翁は中学で地元浅音市を離れたので友人が少ない。
PCでネットニュースを目見ると書きました。
東洋経済オンラインのこのニュースです。
「肥満」より"致死性"が高いのは「孤独」だった
浅音翁の方が先に死にそうです。
その超高齢婆様ですが、友人との交際に必要なものが欲しい(買いたい)。
その金額が200万円です。半額を娘さん夫婦が出す。
残りの半額を浅音翁に出せと言ってます。
その1
00万円を浅音翁が出すことに決定しました。
超高齢婆様の死後には浅音翁が死ぬまで土地と家を使えます。
更地にして駐車場とかで他人に貸しても良いそうです。
向こうの条件は、家を出て超高齢婆様をひとり暮らしにさせない。
権利を他人に譲らない。浅音翁一代限り。女房子供が出来ても相続させない。
固定資産税分は払う。その他の維持費等も払う。そんな感じです。
超高齢婆様は浅音翁と遠い親戚で、血縁でもあります。
そしてよく考えたら、他には血縁がない。
浅音翁は、たまたま偶然に同居する(下宿する?)ようになったと思ってました。
超高齢婆様の娘さんは、血縁なんで面倒を見てもらってると考えてるみたい。
100万円を出しても良いくらいの今後の安心は感じられると思います。