高齢ニートは驚くほどの嘘つきなんです。
学生時代に時代の最先端のカフェに飲みに行きました。
全部で5人。ひとりは全く飲めない。ひとりはほとんど飲めない。
自動車で飲みに行ってたわけです。
ほとんど飲めない奴の運転です。
貧乏学生が雑誌にでるような店に体験訪問しただけです。
1時間いてひとり1、2杯。
1杯バイト代2、3時間分くらいの金額。
そうそう、カクテルに花火が入って来るのが流行した時代です。
店を出て自動車に乗り込もうとしたら警官に止められました。
今考えると、現在の厳しい基準でも飲酒検査は通る量しか飲んでない。
「君たち、いまあの飲み屋さんから出て来たよね」
「そうですよ」
「飲酒運転は駄目だよ」
「だから友人に迎えに来てもらいました。コイツ飲めないから」(前半嘘)
「この車は30分以上駐車してるよ」
「迎えに来てもらったからコイツにアイスコーヒーおごった」(2杯目に飲ませた)
「なら大丈夫ですね。気を付けて帰って下さい」
よどみなくスーッと出てくるわけです。
「コイツはビール1杯で真っ赤になるから」も言いました。
周囲が驚愕してました。
躊躇まったくなくホントの話を一部嘘入れて話すから。
「もし飲酒検査でクロならどうするの?」
「『えっ、お前いつ飲んだんだよ』と言うよ」
これだけ嘘をペラペラ口から吐く浅音翁も簡単に騙されます。
その状況と理由は。
嘘を言う時です。細心の集中力を自分の嘘に矛盾がない事に使います。
そうすると、相手の嘘を見破る分の集中力が奪われる。
相手の話の矛盾点が見つけられないのです。
そんな詐欺師vs詐欺師みたいな映画か漫画みたいな場所があるかって?
あるんですよ。
夜の街の女の子のいる店。
「私、お父さんいないから浅音翁さんみたいな人がいい。ファザコン?」
こんなことを二十歳そこそこの嬢が言うわけですよ。
100%真実にしか感じないですよね。