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ニート歴ほぼ20年物語

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高齢ニートみたいな嘘つきが嘘に騙されるわけ

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高齢ニートみたいな嘘つきが嘘に騙されるわけ

高齢ニートは驚くほどの嘘つきなんです。

学生時代に時代の最先端のカフェに飲みに行きました。

全部で5人。ひとりは全く飲めない。ひとりはほとんど飲めない。

自動車で飲みに行ってたわけです。

ほとんど飲めない奴の運転です。

貧乏学生が雑誌にでるような店に体験訪問しただけです。

1時間いてひとり1、2杯。

1杯バイト代2、3時間分くらいの金額。

そうそう、カクテルに花火が入って来るのが流行した時代です。



店を出て自動車に乗り込もうとしたら警官に止められました。

今考えると、現在の厳しい基準でも飲酒検査は通る量しか飲んでない。

「君たち、いまあの飲み屋さんから出て来たよね」

「そうですよ」

「飲酒運転は駄目だよ」

「だから友人に迎えに来てもらいました。コイツ飲めないから」(前半嘘)

「この車は30分以上駐車してるよ」

「迎えに来てもらったからコイツにアイスコーヒーおごった」(2杯目に飲ませた)

「なら大丈夫ですね。気を付けて帰って下さい」

よどみなくスーッと出てくるわけです。

「コイツはビール1杯で真っ赤になるから」も言いました。

周囲が驚愕してました。

躊躇まったくなくホントの話を一部嘘入れて話すから。

「もし飲酒検査でクロならどうするの?」

「『えっ、お前いつ飲んだんだよ』と言うよ」



これだけ嘘をペラペラ口から吐く浅音翁も簡単に騙されます。

その状況と理由は。

嘘を言う時です。細心の集中力を自分の嘘に矛盾がない事に使います。

そうすると、相手の嘘を見破る分の集中力が奪われる。

相手の話の矛盾点が見つけられないのです。

そんな詐欺師vs詐欺師みたいな映画か漫画みたいな場所があるかって?

あるんですよ。

夜の街の女の子のいる店。

「私、お父さんいないから浅音翁さんみたいな人がいい。ファザコン?」

こんなことを二十歳そこそこの嬢が言うわけですよ。

100%真実にしか感じないですよね。
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