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ニート歴ほぼ20年物語

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高齢ニートが語る気高く振舞う少女のような伯母と人間のクズ

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高齢ニートが語る気高く振舞う少女のような伯母と人間のクズ

先日、伯母をお見舞いしてきた。

病気で入院してるのではなく、超高齢なので施設に入居してるのだ。

およそ四半世紀ぶりに会ったと思う。伯父の葬式にも出なかった。

さらに言うと、そのうちの10年以上は1kmと離れてないとなり町に住んでた。

仲違いしてた?そんなことはありません。優しい伯父と伯母でした。

じゃあ、何故四半世紀も顔を合わせなかったか?

それは、浅音翁が薄情で人非人で恩知らずで不孝者の人間のクズだからだ。

はっきり書くが、20年近くもニートを続けた高齢者は人間のクズだ。

それをネットに偉そうに書くのはもっとクズ。クズクズなのだ。

この物語を読む人は、その点を心して反面教師として役立てて欲しい。

人非人は漢字変換できないね。差別用語だから?

人非人(にんぴにん)は人にあらざる人という意味。人でない人。人でなし。



伯母夫婦には子供がいない。正確にはいたが亡くなってる。

それもあって浅音翁も可愛がってもらった。いや、それがなくても優しい伯母だ。

「ご存命の限りは精一杯面倒をみますが、その後をお願いします」

伯父の親族の方に言われた。浅音翁に祭祀を承継しろと言うことだ。

それは浅音翁が、地元に住んでいて伯母の血を引く人間だからだ。

知らないというのは恐ろしいことで、こんな人間のクズにそんな大事なことを。

浅音翁の不孝が伯母の不幸。そして浅音家の先祖代々の不孝だ。

そして、その大事を数ヶ月放置した末に会う事にしたのだ。



伯母はほんの少し認知症気味であり、人とは合いたがらない。

会ってみて、誰かわからないとストレスなんだと思う。

断られると、施設の入り口で引き返すことになる。

前夜に決心した。今までの不孝があるから拒絶されて当然。

気分が良い日に会ってもらえるまで何回でも出直そう。

そう考えると気持ちは楽になりました。

すると伯父の親族の方が来てくれて取り成して会わせてくれました。

四半世紀ぶりの伯母は小柄だったのが、さらに小さくなってました。

上品で可愛いお婆ちゃん。八千草薫さんのイメージかなあ。

「おとうさんにそっくり」「大きくなって(太ったの意)」と大喜び。

30年住んだ東京言葉で、古い映画の少女のように話します。

ずーーと笑顔で、色々とお話が出来ました。

伯父の親族の方が気を利かせて部屋の前で待っていました。

あんまり待たせるとと思い「そろそろ帰っていい?」と言う言いました。

伯母の顔が悲しみにゆがんで「さびしい」と言いかけて止めます。

伯母は笑顔になり「また来てね」と言いました。

90歳初期の近くで認知症でこの精神力です。気高い女性です。

人間のクズなのはしょうがない。クズなりの精神力は必要です。



これを書くのは個人特定されそうだが、兄弟は別の家を継いだ。
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